安全・品質向上への取り組み
輸送部スタッフの体調管理
安全・確実な輸送業務を実施するためには、ドライバーの体調管理は非常に重要となります。そのため運行管理者は乗務前にドライバーの健康状態を直接対面し確認します。その際、義務化されているアルコール検知器による飲酒確認を行います。乗務中のドライバーからの定期報告。また乗務後の報告にも体調に関する項目を取り入れ、運行管理者が判断し、必要な場合にはドライバーの交代を指示するなど、安全・確実な輸送を第一に考えています。
運行管理者は乗務前にドライバーと面談、アルコール検知器で検査
車両にも簡易型のアルコール検知器を搭載
グループ制の評価制度
輸送部に所属するドライバーは、業務内容によって班分けされます。それぞれの班は班長を中心に頻繁にミーティングを行い、安全運行のために意見を出し合います。また全員にひと月単位で目標を掲げることを求めています。班ごとのホワイトボードに明記され、さらに日々の業務中の加点、減点ポイントも書き込まれます。このホワイトボードは誰でも見ることができるため、会社からの一方的な押しつけではなく、ドライバー自らの反省・奮起に役立っています。
安全運行のためのミーティングは欠かせません。
ホワイトボードでは各自の業務品質が一目瞭然です。
業務内容のマニュアル化
輸送業務には常に危険がつきまといます。正しい手順を踏み、冷静に、正確な行動が安全な作業には必要です。従来にありがちな“仕事は盗んで覚えろ!”では対応できません。これでは新人はより危険にさらされますし、ベテランドライバーは“慣れ”によるミスを犯してしまいがちです。
そこでトランスウェブでは、業務内容ごとに詳細なマニュアル作りに取り組んでいます。読むだけではなく実践訓練も行うことで、誰もが安全な作業ができるようになりました。また特に車両の危険な箇所や注意すべき器物には蛍光レッドでの着色を行い、危険の再認識を促しています。
マニュアルはドライバー自ら発案し更新しています。
車両の危険部位等に蛍光レッドで注意を促しています。
専門スタッフによる車両管理
輸送業務において、車両管理は重要事項です。そのためにはまずドライバーによる運行前の車両点検がポイントとなります。この点検で大小様々な車両トラブルは発見できるからです。
しかしドライバーだけでは対応できないトラブルも発生します。そのためにトランスウェブでは専門スタッフを配し、車両トラブルへの迅速な対応を可能としています。“時間厳守”はビジネスにおいてもっとも基本的な品質です。その品質維持に大きく貢献しています。