Monthly Archives: 10月 2016

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IAAはドイツ中北部に位置するハノーファーで2年に1回開催される商用車の世界最大のイベントです。そして私(代表取締役前沢)はオランダのヴァンエック(VanEck)社のブースを訪ねました。というのも弊社が発注したエアカーゴトレーラーが展示されたからです。現在日本ではすでにAKEコンテナ積載数を12個まで増やした+7車両が走っていますが、これもヴァンエック社製です。日本国内では最近法規変更があり、トラクタとの連結部にあたるキングピンから後端までの長さが12mから13mに拡大されました。そのためこの新車両もこの新基準で製作され、AKEコンテナ14個積載可能となりました。運用はこれまで通り平野ロジスティクス様、そしてお客様は日本航空様ということで、それぞれの担当者が集い、楽しい時間を過ごすことができました。今年度末には成田空港〜羽田空港間の運用が開始される予定です。ぜひご注目ください。

株式会社トランスウェブでは、今回イタリアロルフォ(ROLFO)社製セミトレーラーを新たに2台発注しました。ちなみに8月のNEWS&TOPICSでも掲載したロルフォ社製フルトレーラーは既に3台追加発注しています。車両は2軸仕様で積載量は15tオーバー。1台2tクラスの乗用車が6台積載可能です。導入理由は、日本製トレーラーより安価であること。そして来春には運行開始可能な短い納期です。また何より今年納入された1台目のフルトレーラーの使いかってがよく、ドライバー達からの厚い信頼感が大きな後押しとなりました。9月中旬ドイツハノーファーで開催されたIAA 2016にてロルフォ社のダリオ・ロルフォ代表取締役と弊社代表取締役前沢との調印が無事執り行われたことをご報告します。

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ヨーロッパの広大な大地は、嫌が応にもモータリゼーションを進化させました。そしてそこには日本ではあまり知られていませんが、様々な分野に特化し高い技術を持った多くの会社が存在します。
ドイツSchröder(シュローダー)社もその一つ。ドイツ北方の大都市ブレーメンの北西およそ100kmにある小さな町、ヴィースモールにあるシュローダー社は、商用車やトレーラーの専門メーカー。そしてそのトレーラーは、飲料を運ぶために最適化されているという特徴を持ちます。9月中旬、代表取締役前沢と車両課長鈴木等数人がヴィースモールを訪れました。トランスウェブのために制作中のトレーラーは、1100mm×1200mmのパレットが32個積載できるよう設計されました。日本の標準的な大型トラックは16個積載ですから、大型トラック2台分を輸送可能です。軽量なアルミ製ウイングを採用しながらもすべてが頑丈に作られているため、積載量は26トンに及びます。2軸の後輪前部の低い位置まで積載可能としているデザインも特徴的。来春には日本で運行開始予定です。