NEWS&TOPICS

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5月初旬、スカニア社の社長兼最高経営責任者(CEO)であるヘンリック・ヘンリックソン(HENRIK HENRIKSSON)氏ら総勢約10名の皆様が、弊社トランスウェブ東京本社を訪れました。
タイトスケジュールの合間を縫って、わざわざ弊社に立ち寄っていただいたことは、社員一同誠に光栄であり、また深く感謝しています。
写真は、スカニア社製フルトレーラーをベースとしたイタリアROLFO社製キャリアカー3台の納車式にお付き合いいただいた際の一枚です。
スカニア社の最高経営責任者が来社

株式会社トランスウェブでは、昨年8月に導入した9台積みペガサストレーラーに続き、伊ROLFO(ロルフォ)社製の6台積みキャリアカーを新規導入いたしました。

前回の9台積み車両はトラクター単体でも積載可能なフルトレーラータイプでしたが、今回のキャリアカーは牽引専用のトラクターとキャリアカーで構成されるセミトレーラータイプ。外観で目を引くのは、積載床をより低くするために採用された2軸の超小径タイヤと積載するクルマの乗り降りに邪魔にならないように配置された幅広の支柱です。

またキャリアカー床面の昇降操作は、レバー5本で全てを行うことができます。昇降操作専用のバッテリーをキャリアカーに装備するため、キャリアカー単体での積載作業も可能となっているのです。

そうした特徴から作業時間の短縮を可能とし、結果的にドライバーの負担も大きく軽減してくれます。作業効率向上についてよく考えられた伊ROLFO(ロルフォ)社製キャリアカーは、今後弊社の強力なツールとなることでしょう。
ロルフォ6台積キャリア

株式会社トランスウェブでは、最低地上高の低いレーシングカーのような車両でも無理なく積載可能なテールゲートを装備した4トン車を2台新規導入いたしました。ついては本社にて4月19日、その納車式が執り行われたことをご報告します。

ベース車両は三菱ふそうトラック・バス株式会社のファイター、ウイングボディはPABCO(パブコ)社製ですが、テールゲートにベルギーのDHOLLANDIA(ドランディア)社製のテールゲートを装備しました。同社のテールゲートはその堅牢製やバリエーションから、オランダ、フランス、ベルギー等では80%以上のシェアを誇り、高い評価を受けているもの。引き上げ能力は4,000kgと、国産メーカーのテールゲートに比べるとまさに異次元のスペックとなっています。

弊社ではこういった新規車両の導入により、お客様の大事な車両により負担をかけることなく輸送すること目指しています。
4Tゲート② (1)

2016年11月のNEWS&TOPICSでもお伝えした独Schröder(シュローダー)社製トレーラーの運用がいよいよ始まります。
そこで株式会社トランスウェブでは本格運用を前に積載テストを行いました。1,100mm×1,100mmのパレット32個を実際に積載してみました。一般的な大型トラック(13トン)ではこのパレットが16個積載可能です。
それに対し、シュローダー社製トレーラーでは32個積載することが可能となります。そのわけは、車軸前と後ろに設けられた2段積みスペースが大きく貢献しています。高さは上段が1,640cm、下段が1,550cmとなり、最大積載量は26,400kgとなりました。
1台のトレーラーで大型トラック2台分の荷物を運ぶことで、お客様の時間とコストを大きく削減することが可能となります。

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株式会社トランスウェブでは、保税輸送のパイオニア、株式会社平野ロジスティクス様にAKEコンテナ輸送に特化した車両を提供させていただいています。
その中で14台のコンテナを積載可能な最新車両についての記事が、JALの機内誌である「SKYWORD」に掲載されました。

従来のトラックではコンテナの最大積載量は6台でしたが、この最新車両ならなんと8台も多い14台が一度に積載可能となっており、その効率の高さにフォーカスを当てた読み応えのあるページとなっています。
JALをご利用の際には、ぜひ機内誌「SKYWORD」をお楽しみください。
JAL

株式会社トランスウェブでは、三菱ふそうスーパーグレートVを一気に6台導入いたしました。
キャビンはゆとりのハイルーフ仕様。荷台はウイングタイプのパネルバンを選択。安全性を高める装備、MDAS-III&LDWSや先行車との車間距離を見つめるAMBも装備された車両です。
ハイテク安全装備にこだわった国産車両、久々の導入に社内の注目も集まっています。

スーパーグレイト

株式会社トランスウェブでは、精密機器、特に高さのある機器にも対応可能なようにオーダーメイドした中落ちセミトレーラーを導入いたしました。
中落ちとは、ホイールベース間の荷台床面をタイヤ高より低く、地上高45cmの低床仕様。
また3軸仕様のため最大積載重量は25トンにもなり、総輪エアサスペンションを採用したことで、大型の精密機器に幅広く対応可能です。
なお製造をお願いしたのは、国内屈指のトレーラーメーカー、東邦車両株式会社様。随所に国内メーカーらしい緻密なモノづくりが感じられる車両となっています。

牽引車は、スカニア社製Rシリーズを採用。キャビンにはRスリーパー-トップラインを選択。インテリアには本革が使用され、また外部エアコン、外部ヒーター、冷蔵庫、およびコーヒーメーカーを搭載しています。
導入計画の立ち上げからおよそ13ヶ月が経過した2017年4月初旬に納車式がとり行われ、無事業務開始となりました。

中低床

前回のニュース&トピックスでトランスウェブから3名のドライバーがSCANIA Driver Training 2017に参加したことをお伝えしました。SCANIA社では車両の開発に加え、Driver Trainingのようなソフトウェアの開発にも力を入れていますが、その中の大きなプロジェクトとしてSCANIA TRANSPORT LABORATORYがあります。これは欧州の物流の典型的なパターンをいくつかピックアップ。2年以上の実際の運行から得られるデータを分析し、効率的な運行モードを探し出すというもの。

その中で国を跨ぐ国際的な長距離運行コースの典型例として定められたのが、SCANIA社の工場があるオランダのZWOLLEからデンマークの首都コペンハーゲンを経由し、スウェーデンのストックホルムまでのおよそ1200km以上のコース。走るのは写真のようなトラックにトレーラーを接続した全長32mもの巨体。最大積載量は60トンに及びます。この長期テスト車両にトランスウェブの3名も同乗するという機会を得ました。

季節柄道路には積雪や凍結があるという厳しい条件の中での一泊二日の旅。現地のドライバーとのコミュニケーションにはスマホの翻訳ソフトが大活躍しました。巡航速度は78km/h。これはこれまでのテストから燃費や二酸化炭素排出量がもっとも良好になる速度なのだそうです。また5台以上のトラックが連なって運行するのですが、仲間の現在地や運行状況を把握するためのタブレットがドライバーに支給されていました。

車両メーカーが車両の開発だけではなく、実際の運行状況をテストし、カタログにある燃費だけではなく、もっとも効率的な運用を提示しようとする姿勢に、研修の3人は大きな感銘を受けたようです。

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株式会社トランスウェブでは、以前から積極的に物流先進国である欧米に社員を研修目的で派遣してまいりましたが、2017年第一弾として2月中旬にスウェーデンで開催されたSCANIA Driver Training 2017(5th)に東京営業所から3名のドライバーが参加しました。代表の前沢は言います。「例えば“安全”ということだけを見ても、ヨーロッパと日本では根本的に考え方が違います。よりダイナミックで実践的な考え方に直に触れて、しっかりと自分で考え、日々の仕事に活かして欲しい」と。

SCANIA Driver Trainingでは、広大なテストトラックに数多くのスカニア製トレーラーと世界中から参加するドライバーが集まります。コーチがマンツーマンで指導するのは、従来のドライビングテクニックや安全に対する啓蒙だけではありません。いかに短時間で、少ない燃費で、少ない二酸化炭素排出で、効率的に物流を構築する最適なノウハウを、実践的に丁寧にレクチャーしてくれるのです。

参加したのは、モータースポーツ班/桃坂健二(勤続13年)、車両陸送班/友利吉夫(勤続10年)、エアカーゴ班/五十嵐郁雄(勤続3年)の3名。昨年フルモデルチェンジしたNEW SCANIA(新型トレーラーヘッド)を使った研修に3名は大いに感激し帰国しました。今後彼らが学んだことを社内で広めることが、株式会社トランスウェブをよりレベルの高いドライバー集団へと導いてくれるに違いありません。

2016年10月に報告した平野ロジスティクス様向け、オランダのヴァンエック(VanEck)社製エアカーゴトレーラーが無事登録完了しました。このトレーラー最大の特徴は、AKEコンテナ14個が積載可能な点にあります。日本国内の道路運送車両法が昨年変更されたことで、トラクタとの連結部にあたるキングピンからトレーラー後端までの長さが12mから13mに延長され、この新車両もその新基準で製作されました。

トランスウェブでは、すでにAKEコンテナ積載数を13個まで増やした+7車両を走らせていましたが、今回の新車両はそれを上回る高効率を実現しています。

予定より若干早めの納車により、年度末を予定していた運用も2月より運行開始することが決定。成田空港~羽田空港間を結ぶ新車両にご期待ください。
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